会長:原 哲也
(長崎大学病院)
九州麻酔科学会第60回大会を開催させていただきます。第58回大会はCOVID-19の影響により開催中止となりましたが、
第60回の会長を拝命しまして、再度、皆様にご挨拶申し上げる機会をいただきました。この度の開催に際して、
ご指導・ご支援をいただいております会員および関係の皆様に厚く御礼申し上げます。
今大会では特別なテーマは設けておりませんが、麻酔科医の専門性と多様性を考え、
日本麻酔科学会および九州麻酔科学会の発展に貢献できる大会となることを望んでおります。
近年のゲノム医療や超高齢化社会に代表されるような医療技術や社会環境の変化、そして世界的な流行を引き起こす新しい感染症の出現は、
麻酔科医の思考・行動に大きな変化を求めています。日々発展していく医療の中で、
麻酔科医の持つ高い専門性を活かすことは極めて重要なことでございます。
さらに、麻酔科の専門性を深く追求しながらも、次々に現れる新しい疾病や治療法に対応できるだけの柔軟性を維持していくことも必要となってまいります。
今大会が周術期管理、集中治療、ペインクリニック、緩和ケア、救急医療といった麻酔科関連領域の話題を広く集め、
麻酔科医の専門性と多様性について討論できる機会となるように準備を進めてまいります。
今大会では、特別講演、教育講演、一般演題等を予定しております。優秀演題セッションも実現させたいと考えております。
会員の皆様には、最優秀演題を目指してご応募いただけると非常に有難く存じます。
2020年にJR長崎駅が新装開業し、新幹線開通への期待が大きく膨らんでいる長崎市でございます。
今回はWEBでの開催となり、長崎市へお越しいただけないのが残念ですが、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
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